令和8年度から当公園下段(北エリア)を中心とした再整備を考えています。その内容等についてお知らせします。
なお、以下に掲載している内容や資料については、令和7年10月1日時点のものであり、整備する施設や完成時期など、今後、変更となる可能性があります。
<上段の航空写真>
WACTORYパーク揚倉山(以下、「揚倉山健康運動公園」という。)は、平成3年に都市計画決定し、多目的広場を天然芝にて整備したのち、平成8年10月のひろしま国体サッカー(成年男子1部)の競技場となった総合公園です。
その後、上段(南エリア)は、平成13年にテニスコート(1面)、平成14年にクラブハウス、平成15年にテニスコート(2面)を整備し、令和3年3月には人工芝グラウンドとしてリニューアルし、その後高い利用率を維持しています。
一方、下段(北エリア)は、平成30年7月豪雨時に災害廃棄物等の仮置場として利用し令和元年に復旧しましたが、土のグラウンドであり、照明設備もないことから、上段(南エリア)と比べると利用率が低位に推移しています。
公園整備から約30年が経過しており、多様化するニーズに対して公園全体の賑わいを創出する必要があります。
レジーナのトップチームは、整備する下段のグラウンドについて、平日(月曜日~金曜日)の午前中について年間を通じて優先的な利用を希望しています。土日については、他の団体と同様に希望する日時を提示し、調整のうえ利用枠の割り当てを行います。
また、平日(火曜日~金曜日)の夕方にレジーナのユース等の利用を希望しています。
下段整備後、平日の下段については基本的にレジーナが優先的に利用し、レジーナが練習を行わない日は一般利用者が利用する形を考えています。また上段の平日については基本的に終日、一般利用者が利用する形を考えています。
よって、レジーナが練習を行わない日(土日など)については、一般利用者が利用できる形を考えています。
また、地方自治体がプロサッカーチームと連携して、クラブハウスやグラウンドを整備した事例を確認したところ、整備の際には、ふるさと納税やクラウドファンディングにて企業や個人から整備費に対する寄付を募っており、このチームのスポンサー企業や地元企業、ファン・サポーターを中心に一定の寄付が集まっています。当町においても財政負担軽減の観点からふるさと納税等の実施を検討しています。
令和6年9月に実施したアンケートおよび、民間事業者へのサウンディング型市場調査の結果を踏まえ、整備する公園施設については次のとおりとします。
整備する手法については「Park-PFI(公募設置管理制度)」の活用、管理運営では「指定管理者制度」を考えています。
令和8年5月頃から現地調査に着手し引き続き工事を開始、令和9年度中の整備完了、令和10年4月からの供用開始を目指します。
その間、下段については、全面を封鎖して工事等を行うため、使用できなくなります。
また、上段については、一部の施設が、利用できない期間や時間帯が生じることとなります。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
さらに詳しい情報を知りたい方は次の資料を確認してください。
揚倉山健康運動公園の再整備について(詳細) [PDFファイル/6.29MB]
・WACTORYパーク揚倉山(揚倉山健康運動公園)再整備・利活用に関する基本構想https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/site/matidukuri/50209.html
・サウンディングの結果https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/site/matidukuri/52554.html