ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

消火器の使い方

更新日:2017年4月1日更新 印刷ページ表示

ここでは、身近にある消火器の使い方を紹介します。

粉末消火器の特徴

 次の3つのマークが付いている消火器が一般に多く普及しており、次の火災に適応しています。

普通火災用

普通火災用のマーク木材、紙、繊維などが燃える火災

油火災用

油火災用のマーク石油、その他の可燃性液体、半固体油脂類が燃える火災

電気火災用

電気火災用のマーク変圧器・配電盤など、電気設備の火災

  • 消火器の中身はリン酸二水素アンモニウムや硫酸アンモニウムが主成分の粉が入っています。(人体にはほとんど無害です。)
  • 放射時間は、消火器の種類や薬剤の量により異なりますが、15秒程度です。(メーカーによって異なる場合があります。)

消火器の使い方

1. 黄色の安全ピンを抜く

消火器操作イメージ

  • 消火器を燃えている物の近くまで運び、安全な場所でピンを抜きましょう。
  • 自分の身を守るために、屋外では風上に立ちましょう。室内で放射する場合は、逃げ道を見失わないために、出入口を背にして逃げ道を確保しましょう。

2. ホースの先端を持って火元に向ける

消火器操作イメージ

  • 燃えている物から離れすぎていると、消火の前に薬剤が尽きてしまいますので、おおむね3~5mの位置まで近づきホースを構えます。

3. レバーを強く握って放射する

消火器放射イメージ

  • 消火器が重い場合、消火器を置いたままレバーを握って放射する方法もあります。
  • 燃えている物をねらい、手前からほうきで掃くように薬剤を放射します。
  • 燃えている物に近づきすぎると放射の勢いによる吹き返しや燃えている物が飛び散ることがあるので注意しましょう。

※ 消火器を使う前には、火災が発生していることを周囲に知らせ、初期消火を行うと同時に119番通報も行いましょう。
※ 火が室内で燃え広がっている場合や天井くらいの高さまで火炎が達している場合は、すぐに避難をしてください。

関連情報

・119番通報の要領

避難方法

 

<外部リンク>