府中町教育委員会では、平成27年5月に「府中町教育振興基本計画」を策定し、当町教育のより一層の充実を目指してさまざまな施策を推進してきました。この計画は、毎年度作成し実施してきた「府中町教育行政施策基本方針」を踏襲しつつ、基本理念・基本目標をより明確化して府中町の教育行政全体の方向性を示し、当町教育のより一層の充実を目指したものでした。
また、平成28年12月には「府中町第4次総合計画」(平成28年3月策定)を踏まえた指標の設定と「府中町学校運営等についての調査検討委員会(第三者委員会)」の答申を受けた新たな基本方針、「信頼される学校教育の確立」を追加した改訂版を策定しました。
さらに、平成29年5月には「信頼される学校教育の確立」の指標の一部修正を行い、学校の教職員と児童生徒および保護者との間で十分なコミュニケーションを図る学校体制を構築するための改善策に取り組んできました。
「第2次府中町教育振興基本計画」は、第1次計画である「府中町教育振興基本計画」を継承しつつ、今後取り組むべき課題や施策の体系を明らかにし、当町教育行政全体の方向性を示すものです。
「あいさつ 感謝 志 をキーワードとした 社会総ぐるみの人材育成」
第2次府中町教育振興基本計画においても、第1次計画から引き続き、
をキーワードとして、子どもから大人まで、社会や地域と関わりながら学び続け、自己の良さを伸ばすとともに、社会に貢献しようと志を持って挑戦し続ける人材の育成を目指し、学校・家庭・地域が一体となった「社会総ぐるみの人材育成」を推進します。
基本理念の実現のため、学校教育・社会教育・教育環境整備について、3つの基本方針を定め、その達成に向けた基本目標・重点施策を設定して各種施策を展開します。