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府中町の下水道

更新日:2019年2月1日更新 印刷ページ表示

推進工法による立坑内施工状況  府中町の公共下水道は、流域関連公共下水道で分流式の排除方式を採用しています。なお、大須地区(広島市公共下水道)については合流式です。

下水道の種類

  • 公共下水道・・・ 主として市街地の生活汚水や工場廃水を集めて、終末処理場できれいに処理して河川に放流するか、流域下水道に排除するもので、市町村が設置し、管理するものです。この施設ができると、水洗トイレの使用が可能になります。また、汚水を流域下水道に排除する公共下水道を「流域関連公共下水道」と呼びます。 
  • 流域下水道・・・河川や海域、湖沼を1つの単位として、2つ以上の市町村にまたがる地域の汚水、雨水などを広域的に処理するものです。都道府県が設置し、管理する大規模な下水道です。

下水の排除方式

 汚水と雨水をあわせて下水と呼びます。この下水を排除する方法には、「合流式」と「分流式」とがあり、これらの排除方法は、地形・都市形態・経済性などによって決められています。

  • 合流式・・・ 汚水と雨水を一緒に集めて終末処理場で処理する方法です。 
  • 分流式・・・ 汚水と雨水を別々に分けて排除する方法です。汚水は下水管を通って終末処理場できれいな水に処理して川や海に放流します。雨水はそのまま河川や海域に流す方法です。

下水道の施設

  • 排水設備 ・・・家庭から出る汚水をすみやかに下水管に流すための施設で、個人がつくります。 
  • 下水管・・・汚水や雨水を流すためのパイプや管きょで、直径15cmぐらいのものから大きなものになると8mのものもあります。 
  • ポンプ場・・・下水は地形に合わせ自然流下で集められるため、勾配のないところでは滞水することになります。また、処理場で処理された水を河川や海に放流する場合や、雨水を集め河川などに放流する場合などは、その水を汲み上げて強制排出するため、その用途に合わせ必要な施設となっています。
  • 終末処理場・・・集められた汚水を科学的にきれいな水にするための施設で、下水道施設の心臓部です。 

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