曹洞宗、天龍山長福寺。本尊は阿弥陀如来です。
万寿2年(1025年)田所氏の祖資遠が祖先の霊を祀るために建立したと伝えられ、田所氏の菩提寺でもあります。
のち戦国時代には出張城主白井氏の菩提寺となったともいいます。
明和元年(1764年)焼失し、天明7年(1787年)国泰寺坐主智外和尚の再建により、曹洞宗となりました。
再建を記念しての開山塔があります。
現在の本堂は平成11年(1999年)に再建され、平成12年(2000年)に落慶法要が営まれました。
田所氏の墓は一族の石井、三宅氏のそれらとともに寺門を入った右方にあり、数十基の墓石がありますが、年代は江戸時代のものが多いようです。