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原爆詩の朗読会と家族伝承講話を開催しました

更新日:2026年8月18日更新 印刷ページ表示

令和8年8月1日に、当館にて開催しました。会場には小学生を含め幅広い年齢層から約90人が参加し、原爆詩の朗読や、家族伝承者による講話に耳を傾けました。

内容

1部 原爆詩の朗読朗読会

◆小学生と、朗読の会「藍」のみなさんによる朗読
原爆詩の朗読:岡崎 咲蕾さん、久保 心春さん、菅崎 心結さん
​被爆体験記と原爆詩の朗読:新田 弘子さん、宮崎 清子さん(朗読の会「藍」)

 

 

 

2部 家族伝承講話講話

◆家族である被爆者から被爆体験や平和への思いを受け継いだ、家族伝承者による講話
稲艸(いなぐさ)まゆみさん(広島平和文化センター家族伝承者)

 

 

 

参加者アンケートによる講師への質問と回答

当日に参加者のみなさんが回答されたアンケートにて、講師の稲艸さんへの質問をいただきました。
貴重な質問をお寄せいただき、ありがとうございました。
質問の要旨と、講師からの回答を紹介します。

質問1

「生きてください」という言葉は、自ら命を絶ってしまう人や、人の命を奪ってしまう人に対して、どのような意味があるのでしょうか。また、平和とは何でしょうか。

【回答:稲艸さん】
ご質問について、私なりの考えをお伝えします。
私は、「生きてください」という言葉は、「頑張って生きなさい」と押しつける言葉ではないと思っています。
広島で原爆によって亡くなられた方々の多くは、本当は生きたかった人たちです。家族と過ごしたい、学校へ行きたい、夢をかなえたいという当たり前の願いが、一瞬で奪われました。だからこそ、「自分の命も、周りの人の命も、かけがえのないものとして大切にしてほしい」という願いを込めて、「生きてください」と伝えています。
また、自ら命を絶ってしまうほど苦しんでいる人や、人の命を奪う悲しい出来事がある現実にも目を向けなければなりません。そのような悲しみを少しでも減らすためには、一人で苦しみを抱え込まないこと、周りが支え合えること、そして命を尊重する心を育んでいくことが大切だと考えています。

質問2

稲艸さんにとって、平和とはなにですか。

【回答:稲艸さん】
平和とは戦争がないことだけではないと思います。誰もが命を大切にされ、安心して暮らし、「生きていてよかった」と思える社会であること、それが本当の平和ではないでしょうか。

まとめ(講師:稲艸さん)

今回のご質問は、私自身も改めて「命」と「平和」について深く考える機会となりました。心より感謝申し上げます。これからも皆さまとともに学び、考え続けていきたいと思います。
ありがとうございました。

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