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施政方針

平成29年4月1日 府中町制施行80周年記念式典

更新日:2017年4月10日更新 印刷ページ表示

 式典の様子  町長式辞の写真

 町制施行80周年の節目を迎え、これまでの府中町の発展に力を尽くされた多くの人に改めて敬意を表すとともに、今後の更なる飛躍と発展を期して、町制施行80周年記念式典を開催しました。

式辞

 本日ここに、ご来賓並びに多くの関係各位のご臨席のもと、府中町町制施行80周年記念式典を執り行うことができますのは、府中町にとりまして誠に光栄であり、私にとりましても大きな喜びであります。
 本町は、昭和12年1月1日に町制を施行し、本年で80周年の節目の年を迎えました。
 古(いにしえ)から、住み良い地域として歴史を刻んできた府中町ですが、町制施行当時、5,077人でスタートした人口は、5万人を超える町として、住民の皆様が誇れる住み良い都市になったと思います。これも時代の変化に的確に対応した先人のたゆまぬ努力の賜物であり、ここに深く感謝申し上げる次第でございます。
 今日までを顧みますと、昭和初期には、東洋工業株式会社(現マツダ株式会社)やキリンビール広島工場が進出し、以来協力工場が立地するなど、農業中心の町から商工住のバランスのとれた町へと転換してまいりました。
 昭和30年代から50年頃の人口増加に伴い、住宅開発や各公共施設の建設・整備拡充、道路・公園・下水道など生活環境整備の推進を進めてまいりました。
 平成に入りますと、キリンビール広島工場跡地に大規模複合商業施設、イオンモール広島府中が開業し、商業の拠点としての役割も生まれました。
 時代は、グローバル化、少子高齢化などの情勢とともに大きな変革期の中にありますが、これらの変化に対応しながら、素晴らしいまちづくりが進められてきたことは、ひとえに、多くの町民の皆様が、郷土愛にあふれ「自分たちの町は自分たちで作り上げよう」という気概のもと、行政と町民が一体となったまちづくりが展開されてきたにほかなりません。
 このように多くの先人たちが、築き上げてきた府中町が、日本一人口の多い町として、80周年の日を迎えることが出来たことは、大きな誇りです。
 さて現在、府中町は、第4次総合計画を策定し、まちの将来像である「ひとがきらめき まちが輝く オアシス都市 あきふちゅう」の実現に向け、町民の皆様とともに総力をあげて取り組んでいるところでございます。
 新たなまちづくりのエネルギーを生み出す視点として、“愛着”、“誇り”、“魅力“をキーワードに、その3つの言葉が互いに機能し合う、「商工住のバランスを保ち、次世代へ元気をつなげるひととまち」を新たな基本理念に設定し、誰もが「住んでよかった、またこのまちに住んでみたい」と思われるまちづくりを目指しております。
 私は、町制80周年の意義は、過去の歩みを顧みるだけではなく、来るべき次の世代に今日までの歩みをどう活かしていくかにあると思っています。
 皆様方の温かい心と眼差しで見守られた本日の記念式典をしっかりと胸に刻み、更なる飛躍と発展を期して、大きく羽ばたいていきたいと決意を新たにしているところです。
 町民の皆様をはじめ、関係各方面の皆様には、長年、各分野の中心的なお立場でご活躍をいただき、府中町の発展に大きな役割を果たしていただきました。
 どうか、皆様方の変わらぬご厚誼とご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。

平成29年4月1日 府中町長 佐藤 信治

開催場所

  • 安芸府中生涯学習センターくすのきプラザ

 

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