7月2日、核兵器廃絶を訴えながら広島県内を平和の火でつないでいく「反核平和の火リレー」の激励式を府中町役場前で行いました。
昭和57年にスタートしたこのリレーは、回を重ね今年で44回目を迎えました。「平和の灯」を手に平和を願い、県内をくまなく走り継ぎながらヒロシマの心を受け継いでいきます。
さて、昨年12月に、核廃絶を世界に訴え続けた日本被団協がノーベル平和賞を受賞するという嬉しいニュースが報道され継続した活動が評価されることとなりました。
被爆80年を迎える今夏、8月6日の府中町原爆死没者の慰霊式・平和祈念式をはじめ府中町でも次の世代への継承を目的に、「府中町ゆかりの原爆資料展」や「追悼コンサート」等の開催を行い、平和行政に取り組んでまいります。
私たちは世界の恒久平和を願う「非核町宣言」の理念に基づき、ヒロシマの教訓を現実のものとして生かすために粘り強く努力すると同時に、「核兵器の根絶」と「世界平和」を願う声が世界の隅々まで届くよう願ってやみません。
走者の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして走り継ぐ走者の皆さんが、県内を無事走破されることを願います。
走者の皆さんを激励する寺尾町長
反核平和の火をつなぐ様子
平和の火をつないで、町内を走り継ぐ様子(1)
平和の火をつないで、町内を走り継ぐ様子(2)