仕事始め式を府中町役場で行い、新たな1年への思いを幹部職員等に伝えました。
新年、明けましておめでとうございます。
この新年が、皆様にとりましても素晴らしい年になりますよう、そして本町にとりましても発展の年となることを願ってやみません。
さて、昨年、就任した私にとって、今年は、初の予算編成を行う年でもあり、また、府中町の総合的かつ計画的な町政の運営を図る「第5次総合計画」を練り上げる年となります。
皆さん方に是非、お願いしたいのが、現場を見て、現場の声を聞くということです。現場とは、このまち、そこで生活している町民の皆様です。町民のいろいろな生の声を聞き、国・県の施策、近隣自治体の先進事例など参考に、町としての政策を練り上げていただきたいと思います。このまちの特性、強味と弱みをみんなで議論して、次のまちづくりを進めていきたいと思っています。
また、職員間のコミュニケーションを大切にしていただきたい。職員同士でしっかりと相手の立場にも寄り添った意見が言える職員の育成と話が出来る風通しの良い環境づくりに努めてください。そのためには、特に幹部職員からの積極的な挨拶や声掛けが必要と思います。仕事以外にも日常会話、世間話からでも気軽に話し合える関係づくりに努めていただきたい。そうしたチーム力を強めていただくとともに個々の職員の意見をくみ上げていただきたい。町の組織を活性化し、組織全体でまちづくり、行政を進めてまいりたい。
昨今の地方自治を取り巻く状況は、目まぐるしく変化しています。国政も少数与党であり政策も大きく揺れると思います。また、参議院選挙、広島県知事選挙も予定されています。国際的にも、トランプ米国大統領の就任、継続する世界各地での戦争、紛争など様々な要因で、激動があり、予測困難な状況が続くと思われます。こうしたときこそ正しい情報をいち早く得て、政策判断しなければなりません。それぞれ皆さんの情報ネットーワークを築き、活用して、必要な情報を私に伝えていただきたい。情報に対する感覚感度を高めていただきたい。
最新の情報情勢を基礎に、現場・町民の声、職員の意見など総合的に判断し、チャレンジする姿勢を念頭におき、町民の皆様一人一人が「暮らし心地が1番」と実感できるまちづくりに取り組んでいきたいと思っています。
私も全力で取り組んでまいりますので、皆様も一緒になってまちづくりに全力で取り組んでいただくことを心から期待いたします。
仕事始め式であいさつをする寺尾町長