令和6年7月18日、イオンモール広島府中様と「気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設に係る協定締結式」を行いました。
近年の気候変動の影響により、国内の熱中症による死亡者数は増加傾向が続いており、今後、更に地球温暖化が進行すれば、極端な高温の発生リスクも増加すると見込まれ、わが国において熱中症による被害が更に増加するおそれがあります。
こうした状況を踏まえて、熱中症対策を一層強化するための「改正気候変動適応法」が令和5年4月に成立し、本年4月に全面施行されました。これにより、「熱中症警戒情報」が法定化されるととともに、より深刻な健康被害が発生しうる場合に備え、一段上の「熱中症特別警戒情報」が創設されました。更に、この特別警戒情報の発表期間中に危険な暑さから避難するために一般に開放する施設として、指定暑熱避難施設、通称「クーリングシェルター」を各市町村において設けることが法定化されました。
こうした中で、イオンモール広島府中様と協定を締結でき、クーリングシェルターとして指定させていただけることは、だれもが安心、安全、快適に暮らせるまちづくりを目指す当町にとりまして大変有意義なことであり、深く感謝いたします。
この協定を契機に、今後連携や協力が一層深まることを期待します。
左からイオンモール広島府中 阿部憲一ゼネラルマネージャーと寺尾町長