7月3日、核兵器廃絶を訴えながら広島県内を平和の火でつないでいく「反核平和の火リレー」の激励式を府中町役場前で行いました。
昭和57年にスタートしたこのリレーは、回を重ね今年で43回目を迎えました。「平和の灯」を手に平和を願い、県内をくまなく走り継ぎながらヒロシマの心を受け継いでいきます。
さて、今年の5月アメリカ・ネバダ州で臨界前核実験が実施されたとの報道がありました。昨年の「G7広島サミット」でアメリカを含む各国の首脳が原爆資料館を訪問してから一年も経たずして実施されたこの核実験は、決して許されるものではありません。
ロシア・ウクライナ戦争やガザへのジェノサイド等、世界各地での戦闘が激化する中、今年で被爆79周年を迎えます。
私たちは世界の恒久平和を願う「非核町宣言」の理念に基づき、ヒロシマの教訓を現実のものとして生かすために粘り強く努力すると同時に、「核兵器の根絶」と「世界平和」を願う声が世界の隅々まで届くよう願ってやみません。
走者の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして走り継ぐ走者の皆さんが、県内を無事走破されることを願います。
走者の皆さんを激励する寺尾町長
反核平和の火をつなぐ様子
平和の火をつないで、町内を走り継ぐ様子(1)
平和の火をつないで、町内を走り継ぐ様子(2)