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令和4年10月30日　第43回府中セミナー

更新日：2022年10月31日更新印刷ページ表示

10月30日、府中公民館(2階大ホール)で、3年ぶりに府中セミナーが開催されました。
府中セミナーは「地域文化の振興と生涯にわたる学習機会の提供」という趣旨のもと、開催されており、今回は、呉市出身の映画監督「信友直子さん」を講師に迎え、映画上映と講演会が行われました。

今回の映画『ぼけますから、よろしくお願いします。～おかえりお母さん～』は、認知症の母のリアルな日常を撮り、動員20万人を超える大ヒットとなった作品の続編で、母の変化、コロナ禍における過ごし方を通して、こんな風に生きられたらと憧れを抱かせてくれるような、幸せな夫婦の姿が描かれた作品でした。
講演では、「認知症からの贈り物」と題して、認知症の母の介護にまつわる実際のエピソードをありのままに話していただき、会場の皆さんは熱心に耳を傾けていました。

認知症の家族を介護することは、どの家庭にも起こりうる事であり、色々なライフイベントや生活の光景を想像することができました。今回のセミナーを通じて、多くの人が自分の物語として受け入れることができるものとなり、人生100年時代に大切なことを気づかせてくれました。
このセミナーを開催するにあたり、ご尽力いただいた実行委員会の皆さま方をはじめ、関係者の方々に感謝を申し上げますとともに、お礼を申し上げます。

開会にあたり挨拶をする佐藤町長