明けましておめでとうございます。
みなさんにおかれては、輝かしい平成31年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は豪雨災害に見舞われ、大変な1年となりました。今年は、災害復旧事業を着実に行い、防災・減災対策を進め、災害に強いまちづくりを進めるという強い決意を前提に「平穏で災害のない年」となりますよう、願っています。
さて、府中町は、平成27、28年度には好調な税収増もあり「まち・ひと・しごと創生総合戦略」「第4総合計画」に掲げた事業を着実に実施するなかで、事業年度の前倒しや、私が町長就任時に町民のみなさんに約束した「子育て支援」「志を育む教育」の事業を充実してきました。しかし、町税収入が減少局面にある来年度は、事業の調整も必要な年であろうと思っています。ただし、決して後向きになるのではなく、次のステージに向けてエネルギーとパワーを蓄える、そうした前向きの局面にしていきたいと考えています。
平成31年のスタートとして、職員に、2点の最重点課題について話しました。
まず1点目は「昨年の豪雨災害による被害をを踏まえた今後の対策について」です。復旧・復興事業が軌道に乗り始めた今だからこそ、災害に強い府中町とするためにハード・ソフト両面での防災・減災対策を進めて行く必要があること。2点目は「今年4月に行う組織機構の改革、変更について」です。これは、町民のみなさんの視点に立った窓口再編と効率的な役場組織を目指すものです。新しい組織機構が、町民のみなさんから「分かりやすくなった」「便利になった」と実感してもらえるよう努め、この改革と職員の笑顔の接遇とが相まって「笑顔で町民のみなさんをお迎えする役所」になったと評価していただけるよう取り組んでほしいと、私の思いを伝えました。
今年も、職員とともに一心に励んでいきます。どうぞよろしくお願いします。