73年前の8月6日午前8時15分、一発の原子爆弾が広島に投下されました。一瞬のうちに街は壊滅し、多くの尊い生命が奪われ、人々の心と体に、今なお癒えることのない傷を残しました。被爆者の高齢化が進む中、式典において町内児童生徒の代表が、「明日をより素晴らしい日にするため、戦争の悲惨さ、悲しさ、苦しさすべてを引き継ぎ、平和の灯火を灯し続けていきます」と、力強く平和へのメッセージを述べました。
原爆によって広島市とともに世界で最初に凄惨な被害を被った府中町は、すべての被爆者に対する責務として、将来の世代により平和な世界を残すことができるよう、核兵器の廃絶と世界恒久平和実現を全世界に向け訴え続ける必要があります。
原子爆弾投下の犠牲となった多くの人々に対し哀悼の意を捧げ、恒久平和の実現を願うとともに、決意新たに、世界恒久平和実現に向け、核兵器根絶へ向けた取り組みを続けてまいります。