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ヒートショックに注意!

更新日:2023年12月28日更新 印刷ページ表示

ヒートショックって、なに?

ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することなどが原因で起こります。それによって、意識消失や心筋梗塞、脳梗塞などが起こる可能性があります。

冬のお風呂は危険がいっぱい

11月から4月にかけての寒い季節は、入浴中に気を失い、浴槽の中でおぼれる事故が多くなります。

特に高齢者は注意が必要です。

ヒートショックを防ぐポイント!

1 入浴前に脱衣所や浴室を温める

湯を浴槽に入れるときに、シャワーから給湯すると、シャワーの蒸気で浴室の温度が上がります。

沸かし湯の場合は、浴槽の湯が沸いたところで、十分にかき混ぜて蒸気を立て、ふたを外しておく、など寒暖差が少なくなるように工夫しましょう。

体が脱水状態だとヒートショックになりやすいとされているため、入浴前と後に水分をとることも対策になります。

2 お風呂の温度は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安に!

熱いお湯や長湯が好きな人は注意しましょう。温度計やタイマーなどを活用して、湯温、部屋の温度、入浴時間など普段意識しにくい部分について「見える化」することもおすすめです。

また、足→お腹→胸の順にかけ湯をし、体を慣らすと心臓に負担がかからず、血圧の急激な変動を防げます。

3 浴槽から急に立ち上がらない

急に立ち上がると、脳が貧血のような状態になり意識を失ってしまうことがあります。浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がりましょう。

4 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける

食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することがあります。

また、飲酒によっても、一時的に血圧が下がります。体調の悪いときや、精神安定剤、睡眠薬などの服用後も入浴は避けましょう。

5 お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かけて、意識してもらう

家族は、高齢者が入浴していることを気にかけておき、「時間が長い」、「音が全くしない」、「突然大きな音がした」など何か異常を感じたら、ためらわずに声をかけるようにしましょう。

一人での入浴を避けるため、公衆浴場の利用を考えるのもよいでしょう。

万が一、浴槽内で意識をなくしていたら、顔がつからないように浴槽の栓を抜くなどして、すぐに119番通報してください。

 

<関連サイトへの外部リンク>

〇政府広報オンライン「交通事故死の2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」<外部リンク>

〇消費者庁「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!-自宅の浴槽内での不慮の事故が増えていますー<外部リンク>

〇消費者庁「みんなで防ごう高齢者の事故!」<外部リンク>

〇日本気象協会tenki.jp「ヒートショック予報」<外部リンク>

〇STOP!ヒートショック<外部リンク>

 

 

 

 

<外部リンク>