『介護保険住宅改修費受領委任取扱事業者登録簿』とは、利用者(被保険者)が府中町の介護保険住宅改修を行った際に、住宅改修費の受領を委任できる事業者の一覧表です。
介護保険における住宅改修費の支給は、利用者(被保険者)が事業者に、一旦住宅改修費用の全額を支払い、その後に保険からの給付(払い戻し)を受ける『償還払い』を原則としています。
これに対して『受領委任払い』は、一定の条件(※1)を満たせば、利用者が事業者に支払うのは、住宅改修費用(保険適用部分のみ)の1割、2割または3割の自己負担分で済むようにするもので、利用者の一時的な負担を軽減する制度です。
保険から給付される残りの費用(9割、8割または7割部分)は、利用者の合意に基づき(※2)、府中町が直接受領委任取扱事業者に支払います。
この受領委任払いが適用されるのは、府中町介護保険住宅改修費受領委任取扱事業者として登録されている事業者が施工する住宅改修に限ります。
※1 「一定の条件」とは
介護保険料の滞納がないこと
介護認定の新規申請中ではないこと
※2 「利用者の合意」とは
住宅改修費の受領を受領委任取扱事業者に委任するための委任状を提出すること