児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、こどもの生命が奪われる重大な事件も後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。児童虐待は早急に解決すべき問題であり、こどもの「命」と「権利」、そして「未来」は、社会全体で守らなければなりません。
こども家庭庁では、毎年11月を「秋のこどもまんなか月間」と定め、こども・子育てにやさしい社会づくりのための取り組みを行っています。その一つとして「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動など種々な取組を集中的に実施します。
この取組の一つとして、児童虐待問題に対する理解を国民一人一人が深め、主体的な関わりを持てるよう、意識啓発を図ることを目的として、標語の募集を行い、最優秀作品が決定しました。
「知らせよう あなたが あの子の声になる」
※全国から応募された作品の中から、審査を経て千葉県の兒玉香穂さんの作品に決定しました。
虐待は誰にでも起こり得ます。
子育ての悩みや相談ごとはいつでもなんでもご相談ください。一緒に考えながら皆さんの子育てを応援します!
●虐待かも?と思ったら
児童相談所虐待対応ダイヤル(☎189)
●こどもや家庭の問題に関する総合的な相談
広島県西部こども家庭センター(☎254-0381)
●子育てひとりで悩まないで、相談を
府中町こども家庭センター(☎286-3224)
●こどものSOS全般の相談について、夜間・休日を含めて24時間相談できる
24時間こどもSOSダイヤル(☎0120-0-78310)