府中町では、男女の人権が尊重され、かつ、社会経済情勢の変化に対応できる豊かで活力ある社会の実現をめざすため、平成19(2007)年に「府中町男女共同参画プラン」を策定以来、様々な施策に取り組んできました。
現在は、令和4年3月に策定しました「府中町第4次男女共同参画プラン」に沿った施策を進めるとともに、令和4年4月に、「府中町パートナーシップ宣誓制度」を制定し、性の多様性を尊重し合い、すべての人が共に生きていける社会の実現をめざしています。
そのためにも、行政が発信する広報紙やウェブサイトなど様々なメディアにおいて、表現をする際には、固定概念や偏見の助長につながらないように意識して、慎重に表現していかなければなりませんが、私たちが発信しています情報について、受け手はその情報から固定的な性別役割分担意識を知らず知らずのうちに形成してしまう可能性があります。
そこで、本町では、平成23年に「表現の手引き~男女共同参画を推進する視点から~」を作成しましたが、作成から13年が経ち、男女共同参画に関する社会情勢も大きく変化してきたことから、新たに「ジェンダーの視点から考える 表現のガイドライン」を作成しました。
このガイドラインは、ジェンダーの視点に立った表現の課題を、事例を紹介しながらわかりやすく取りまとめ、「見直すべき言葉」や「チェックシート」なども掲載しています。情報発信を行う際に、ジェンダーの視点からどのような表現が問題となるのか、より適切に表現するにはどうしたらいいのかを考える参考として広くご活用ください。