男女共同参画とは、性別にとらわれることなく、誰もが仕事・家庭・地域活動など社会のさまざまな分野において、その個性と能力を発揮し、自らの希望に沿った形で活躍することを言います。
「男は仕事、女は家庭」「男の子なんだからくよくよしない」「女の子だからおとなしくしなさい」と言われたり聞いたりしたことはありませんか。
性別を理由に、したいことができなかったり、特定の役割や生き方が決めつけられたりすることはありませんか。
性別による固定的な役割分担の考えは依然として根強く残り、さまざまな場面で男女間の不平等を感じることもまだまだあります。そして、性別に基づく役割分担意識は、家庭生活や地域・社会活動への参加意欲を困難にしています。
少子高齢化の進展、家族形態の多様化など、急速に進む時代の変化に対応するために、すべての人があらゆる分野において対等にそして自由に参画できる社会の実現に向けて、一人ひとりが考え行動に移していくことが大切です。
男女共同参画シンボルマーク
「男女共同参画社会基本法」の公布・施行日である6月23日をふまえ、毎年6月23日~6月29日を「男女共同参画週間」と定め、さまざまな取り組みを通じて、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることをめざしています。