府中町は、出産後に医療機関で行う新生児聴覚検査(AABR)の費用を助成します。
赤ちゃんは、生後まもなくから「みる」「きく」「さわる」などの感覚を通して、周囲の刺激を受け取り、その意味を理解し、周囲とのコミュニケーションを育みながら成長していきます。
聞こえにくいことに気付かずにいると、こうしたコミュニケーションが育ちにくくなるため、早く発見して適切な援助を受けることが大切です。子どもの健やかな成長のため、ぜひ受検してください。
府中町に住民登録のある、2019年1月1日以降生まれの新生児(原則、生後28日未満)
赤ちゃんが寝ている間に自動聴性脳幹反応検査(AABR)により実施します。
※Aabrは、赤ちゃんに小さい音(ささやき声程度)を聞かせて、それに対する脳波を測定する検査です。
限度額の範囲内で検査費用を助成します。(検査費用が限度額を超える場合は、自己負担となります)
次のいずれかに当てはまる場合で、実費で新生児聴覚検査(AABR)を受けた際は、その費用を助成(償還払い)します。
償還払いの手続きは、関連情報「府中町妊産婦・乳児健康診査等助成制度(償還払い制度)」でご確認ください。
新生児は脳の発達が未成熟であることや、羊水が耳の中に残っていることなどにより、異常がなくても「要再検」となることがあります。
ただし万が一、耳の聞こえに問題がある場合もは、早期支援が必要となるため、精密検査を受けるようにしてください。
精密検査の対象となった場合は、公費で助成が受けられる場合がありますので、子育て支援課母子保健係へお問い合わせください。
※新生児聴覚検査は、100人に1人程度の子どもが「要再検」となります。精密検査の結果、実際に聴覚に障害をもつ子どもは1000人に1~2人と言われています。