府中町第3次地球温暖化対策実行計画【事務事業編】に基づき、調査を行った府中町の事務事業における年度ごとの二酸化炭素排出量を、次のとおり公表します。
年度 | 二酸化炭素排出量 |
二酸化炭素排出量 |
二酸化炭素削減量(基準年度比) |
---|---|---|---|
基準年度 |
3,349 t-CO2 | - | - |
平成28年度 |
2,566 t-CO2 | 80.0% | 23.4% |
平成29年度 |
2,497 t-CO2 | 97.3% | 25.4% |
府中町の事務事業における二酸化炭素排出量の大半は、電力使用によるものとなっています。(図表1)
府中町では、平成28年度から契約電力の入札を開始し、公共施設で使用する一部の電力が基準年度よりも低い二酸化炭素排出係数となったため、二酸化炭素目標削減量を達成しています。※電気の二酸化炭素排出係数は、発電時に消費される二酸化炭素の量などにより計算されるため、契約している電力会社ごと・年度ごとに変動します。
(図表1) 二酸化炭素排出量の内訳(平成29年度)
電気使用量については、北交流センターの利用開始や、中学校での空調導入により、年間を通して前年より増加することが予想されましたが、4月から11月までの電力使用量は前年比で99.2パーセントで、ほぼ前年と同様の使用量でした。(図表2)
これは、平成29年度の夏季は、平成28年度の猛暑に比べ、平年並みの気温であったため、冷房の使用が控えられたものと考えられます。
一方、12月から3月までの電気使用量は、前年比110.2パーセントと前年に比べ、大幅に増加していました。
これは、平成29年度の冬季は、平成28年度がおおむね暖冬であったことに比べ、やや平年よりも低い気温であったことから、暖房の使用が増加したものと考えられます。
(図表2) 電気使用量の月別推移
施設での電気以外のエネルギー使用については、平成29年度中に町内小学校の給食用ボイラのガス給湯化が進んだため、A重油の使用量が減少し、都市ガスの使用量が増加しました。また、冬季の気温が前年より低かったため暖房による灯油の使用量が増加しました。(図表3)
(図表3) エネルギー別の使用量(施設)
公用車のエネルギー使用では、つばきバスが平成28年10月に車両リニューアルしたため、天然ガスの使用に代わり軽油の使用量が増加しました。(図表4)
(図表4) エネルギー別の使用量(公用車)