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浄土真宗のお寺で、本尊は阿弥陀如来です。
国民義勇隊員として当時の広島県庁付近(現広島市中区加古町)の建物疎開作業に出動中、原爆の犠牲となった人たちを供養するために昭和21年(1946年)に建立されました。
国民義勇隊とは、太平洋戦争末期に本土決戦にそなえて編成された国民の総動員組織です。
境内の石碑(供養塔)に原爆の犠牲となった120人の名前を刻み、毎年8月5、6日に追悼供養が営まれています。 原爆犠牲者のために戦後新たに建立された寺は、日本全国でも他にあまり例がないそうです。