町民憲章は、府中町民の強い願いと誓いが集約されたもので、府中町を良くしていきたいという願いが込められており、こころ豊かで明るく活力あるまちづくりを目指すという目的のもとに制定されています。
まちづくりの主体である町民一人ひとりが、地域社会の一員として、果たすべき役割や責任を自覚し、日常生活の中で生かし、実践していくことが重要です。
府中町役場の正面玄関前に、町民憲章が刻まれた石碑があります。この石碑は、昭和59年の役場庁舎完成時に寄付により建立されたものです。
※碑文の一部には芸術的趣向から常用漢字とは異なる書体が使用されています。
わたしたち町民は、安芸の国府であった府中町の伝統を大切にし、平和で豊かな新しい町づくりにつとめます。そのため、つぎの"合いことば"を定め、お互いにはげまし合って実行します。
(昭和50年5月3日告示第24号)
お互いの感謝と協力の心は、尊敬といたわりの‘あいさつ‘から始まります。
この精神を生かして明るい町をつくります。
健康は最大の幸福です。強い体力と精神力を養い、それぞれ自分の言動に自信と責任をもちます。
かおり高い文化を育て、視野の広い人となるため家庭と学校と社会での教育を充実し、円満な人格を養います。
深い経験と強い行動力をもとに、お互いの勤労と奉仕によって、地域社会の活動を通じ、生きがいがもてるようつとめます。
大自然の恩恵に感謝しつつ、住みよい生活環境を整え、平和で美しい郷土をつくります。