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たばこの害と禁煙支援

印刷用ページを表示する掲載日:2019年2月1日更新 <外部リンク>

たばこの害

 たばこの煙には、4000種類以上の化学物質が含まれ、有害物質約250種類の中には少なくとも約70種類の発がん性物質があります。特にニコチン、タール、一酸化炭素は3大有害物質といわれています。

   「タール」    発癌物質を多く含み、肺の組織にたまる。
   「ニコチン」   麻薬と同等の強力な依存性がある
   「一酸化炭素」  血液の酸素を運ぶ力を弱めるため、全身を酸欠状態にする。

 たばこは肺がんをはじめ、口腔がん、咽頭がん、食道がん、胃がん等の発生に関わっていることが知られています。
 また、血管を収縮させ血圧を上げ、心臓に負担をかけたり、血栓をつくりやすくなり、動脈硬化を進行させたりします。
 動脈硬化は、心臓病や脳卒中の原因にもなり、たばこによる健康被害は重大です。  

受動喫煙とは?

 喫煙者が吸う煙を「主流煙」、たばこの先から出る煙を「副流煙」といいます。
 受動喫煙とは、喫煙者の周囲にいる人が否応なしに副流煙を吸い込むことをいいます。副流煙は、主流煙に比べ、数倍から50倍の有害物質が含まれおり、有害です。  

ニコチン依存症

 今度こそは禁煙したいと思いながら何度も失敗している人、身体に悪いとは思いながらイライラしたりすると、ついたばこに手が伸びてしまう人、「自分は意志が弱いからダメだ」と諦めていませんか?
 たばこがやめられないのは意志が弱いからだけではなく、たばこの成分であるニコチンに依存性があるためです。
 たばこは、喫煙により脳へ急激なニコチン刺激を与えるように作られています。この急激な刺激を繰り返していると、脳内にニコチン受容体が増え、ニコチンの血中濃度が下がると離脱症状(ニコチン渇望、イライラ、眠気・だるさ等)を生じるようになります。離脱症状により喫煙(ニコチン補給)を繰り返す状態を「ニコチン依存症」といいます。  

らくらく禁煙方法

 健康保険を使って禁煙治療 ~ニコチン依存症は治療が可能な疾患~

  ニコチン依存症は治療が可能な疾患として、次の条件を満たせば、健康保険を使って禁煙治療を受けることができます。
  禁煙補助剤の使用(ニコチン代替療法)により、離脱症状を感じることなく禁煙できる、らくらく禁煙法です。
  医師の指導を受けながら確実に禁煙ができます。

 保険適用の条件

  1. ただちに禁煙しようと考えている人
  2. ニコチン依存症と診断された人
  3. ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の人
  4. 禁煙治療プログラムに同意している人

 ニコチン代替療法

ニコチンパッチ(貼り薬)《ニコチネルTts》:薬局でも市販されていますが、医療機関では保険適用です。

朝起きて貼り替えるだけの簡単パッチ

ニコチンパッチのイメージ

皮膚からゆっくりニコチンが吸収され、辛い離脱症状を長時間和らげてくれます。
ニコチン含有量によって3種類(大・中・小)あり、依存の強い人は大から使用するのが効果的です。(市販のパッチは、中・小サイズ2種類のみ)

バレニクリン(内服薬)<チャンピックス>:医師の処方薬

 ニコチンを含まない禁煙治療薬

バレニクリン(内服薬)イメージ

ニコチン受容体に直接作用するため、離脱症状を感じません。喫煙による満足感も抑制します。内服薬なので、パッチでかぶれる人にも適しています。 

ニコチンガム:薬局で市販

急に吸いたくなった時に便利です。
ただし、普通のガムのように速く噛んでしまうと、きちんとした効果が得られません。
「ゆっくり噛んで、頬に挟む」といった使用上の注意事項を守ることが大切です。  

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