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ユスリカを知っていますか?

更新日:2019年2月1日更新 印刷ページ表示

春から秋の終わりまで、夕方になると小さな虫が集団を成して飛び回っているのを見かけると思います。
その正体は「ユスリカ」という昆虫です。
ユスリカはハエ目ユスリカ科に属する昆虫の総称で、蚊のように人を刺すことはありません。
羽化した成虫は、川の近くでたくさん柱状に集まって飛んでいることがよくあり、これを「蚊柱(かばしら)」といいます。
夕方などに、川の近くで、この蚊柱を見たことがある人は多いと思います。

ユスリカの幼虫は、川底の有機物を食べてくれるので、水質の改善、保全に役立っています。
また、他の魚類などのエサとして重要な存在でもあります。

このように、益虫としての側面がある反面、害虫としての側面もあります。
例えば、洗濯物を屋外に干した時に付着し汚す、大量発生することにより人に不快感を与える、アレルギーの原因となる等が挙げられます。

人間にとって不快ではありますが、一方的に撲滅することは生態系のバランスを考えた上で好ましいとは言えません。
しかし、川や水路付近にお住まいの人々の生活衛生上、好ましくない場合もあることから、生活衛生面に悪影響を与えない程度に分布量を減少させることが大切であると考えています。

そのため、大量発生した場合は、環境課までご相談ください。

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