動物は、種類によっては10年以上寿命があります。
動物を飼うときは、家族の一員としてその動物を迎え、地域社会にも受け入れられるよう適正に飼いましょう。
そのために、飼う前には次の事項をよく確認してください。
1 | あなたの住まいはペットを飼える住居ですか?転居や転勤の予定はありませんか? |
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2 | あなたの飼いたいペットは、あなたのライフスタイルに合っていますか? |
3 | あなたの家族は全員動物を飼うことに賛成していますか? |
4 | 家族に動物に対するアレルギーを持っている人はいませんか? |
5 | 毎日欠かさず世話に時間と手間をかけられますか? |
6 | あなたの体力で世話ができるペットですか? |
7 | 近隣に迷惑をかけないように配慮できますか? |
8 | ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか? |
9 | 生涯にわたる計画をたててみましたか? |
10 | 万が一、飼えなくなった時のことを考えていますか? |
よく考えた結果、ずっと飼い続けることができないと思ったら「飼わない」と決めることも動物に対する立派な愛情です。
府中町役場や広島県動物愛護センターには、飼い主などから毎年数百件の行方不明になった犬・猫の相談があります。
万が一、愛犬・愛猫が行方不明になっても、大好きな飼い主さんの元へ確実に戻れるよう犬鑑札、迷子札、マイクロチップなどの装着をお願いします。
ペットの数が増えると、適正な飼育が困難になったり、近所に迷惑をかけてしまうことがあります。
たとえば猫の場合、1回の出産で4~8匹の子猫を産み、1年に2~4回の出産が可能です。また、生後4~12か月で子どもを産めるようになり、親子やきょうだいの間でも子どもを作ります。
毎年、飼い主さんの手に負えなくなった子犬や子猫の引き取りが、多く見受けられます。
このようなかわいそうな命を増やさないためにも、繁殖制限について、ご家族でよく話し合い、考えてみましょう。
敷地外にペットが脱走すると、近所に迷惑をかけたり、交通事故にあう可能性が高くなります。
これらの予防のために、屋内で飼育する、ケージなどで囲い脱走しないようにする等の対策をしましょう。
無駄吠え防止のしつけ、糞尿の始末、飼育場所周囲の掃除などを徹底し、近所迷惑にならないように気をつけましょう。
さまざまな理由から、ペットの数を増やすことを検討されている人もいらっしゃると思います。
しかし、多頭飼育は、飼い主に経済的負担や時間的負担が大きくかかり、また、近所に対する配慮が更に必要となります。
まずは次のことについて、よく考えてみてみましょう。
・広島県動物愛護センター(広島県のホームページ)<外部リンク>